プラユキ・ナラテボー 2011 PHP
非常に良い本です。マインドフルネス瞑想をするなら,一度は読んだ方が良いです。僕の理解では,ここで言っているのは,主には止(サマタ瞑想)で,観(ヴィパッサナー瞑想)までは,説明していません。とりあえず,「気づき」が重要だから,まずは「気づき」だ,と読めました。気づきが観察を自然ともたらすと考えれば,まずはやっぱりawarenessが大切です。本書で紹介されている瞑想は,手動瞑想と歩行瞑想。手動瞑想というのは珍しくて,両手を順番にゆっくり動かしながら座る,というもの。こうなってくるとますます,太極拳や気功とやっていることは同じになってきます。必読です。
2015年3月12日木曜日
2015年3月6日金曜日
禅と武道
鎌田茂雄(編) 1997 ぺりかん社
こういうのを何というのだろう。アンソロジーだろうか。大正から昭和50年代ぐらいまでの,「禅」と「武道」に関する書籍(の一部)や評論を,編者が選集している。例えば,有名どころでは,大森曹玄,オイゲン・ヘルゲル,鈴木大拙,などが出てくる。それぞれ著書からの抜粋や,何かの雑誌に掲載されたコラムのようなものを,掲載発行年など特に関係なく並んでいて,また,この本全体に統一感はなく,また通底したテーマもない。だから読み進めることで何かが深まるわけではない。まぁしかし,一つ一つは面白いものもある。面白くなさそうな章は飛ばしました。
こういうのを何というのだろう。アンソロジーだろうか。大正から昭和50年代ぐらいまでの,「禅」と「武道」に関する書籍(の一部)や評論を,編者が選集している。例えば,有名どころでは,大森曹玄,オイゲン・ヘルゲル,鈴木大拙,などが出てくる。それぞれ著書からの抜粋や,何かの雑誌に掲載されたコラムのようなものを,掲載発行年など特に関係なく並んでいて,また,この本全体に統一感はなく,また通底したテーマもない。だから読み進めることで何かが深まるわけではない。まぁしかし,一つ一つは面白いものもある。面白くなさそうな章は飛ばしました。
2015年3月3日火曜日
2015年2月26日木曜日
太極拳『超』入門
陳沛山 2012 BABジャパン
まず第一に,良書です。競技中心の制定拳(簡化24式太極拳など)や健康体操としての太極拳(楊名時太極拳など)とは違う,本来の太極拳について丁寧に詳しく紐解いています。陳沛山師が考案した「四正太極拳」の動作の図解と並行して,21課(最終課を入れると22)に分けて要諦を分かりやすく紹介しています。陳式でない人も,読む価値はあると思います。
でもやはり,この本は,陳沛山師の「陳氏太極拳協会」の会員の人は必読でしょうね。健康体操や表演(あるいは演武競技)が目的なら,それは太極拳ではないとはっきりと繰り返し書いてあります。なぜなら太極拳は武術だから(単なる体操ではない)。なぜなら太極拳は内側の感覚が重要だから(外見で判断する表演はナンセンスである)。激しく同意。その通りだと思います。
僕は楊式ですが,陳式の動きもとても気持ちが良さそうです。
まず第一に,良書です。競技中心の制定拳(簡化24式太極拳など)や健康体操としての太極拳(楊名時太極拳など)とは違う,本来の太極拳について丁寧に詳しく紐解いています。陳沛山師が考案した「四正太極拳」の動作の図解と並行して,21課(最終課を入れると22)に分けて要諦を分かりやすく紹介しています。陳式でない人も,読む価値はあると思います。
でもやはり,この本は,陳沛山師の「陳氏太極拳協会」の会員の人は必読でしょうね。健康体操や表演(あるいは演武競技)が目的なら,それは太極拳ではないとはっきりと繰り返し書いてあります。なぜなら太極拳は武術だから(単なる体操ではない)。なぜなら太極拳は内側の感覚が重要だから(外見で判断する表演はナンセンスである)。激しく同意。その通りだと思います。
僕は楊式ですが,陳式の動きもとても気持ちが良さそうです。
2015年2月25日水曜日
ブルース・リー哲理解析
ロジャー・ロー 2014 オルタナパブリッシング
『ブルース・リー思想解析』の続編です。ブルース・リーファンにとっては,その思想的な側面を掘り下げた,良い本です。『思想解析』に続き,ブルース・リーがおそらく参考にしたであろう各種の思想や理論などが,この『哲理解析』でも紹介されています。特にこっちの『哲理』の方は,ブルース・リーが当時,こういう風に物事を考え,武術や映画を考えていたはずだという,説得力のある仮説が並んでいます。ファンにとっては面白い。特に本来の武術家としてのブルース・リーを考える上では非常に参考になります。『ロスト・インタビュー』と『G.O.D.死亡的遊戯』を観たくなりました。
『ブルース・リー思想解析』の続編です。ブルース・リーファンにとっては,その思想的な側面を掘り下げた,良い本です。『思想解析』に続き,ブルース・リーがおそらく参考にしたであろう各種の思想や理論などが,この『哲理解析』でも紹介されています。特にこっちの『哲理』の方は,ブルース・リーが当時,こういう風に物事を考え,武術や映画を考えていたはずだという,説得力のある仮説が並んでいます。ファンにとっては面白い。特に本来の武術家としてのブルース・リーを考える上では非常に参考になります。『ロスト・インタビュー』と『G.O.D.死亡的遊戯』を観たくなりました。
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