稲葉振一郎 2019 ちくまプリマー新書
アイザック・アシモフの作品(ロボット・シリーズとファウンデーション・シリーズ)をベースに,宇宙開発,ロボット,人類(の幸福)について考える。著者の専門は社会哲学。本書の分野は,応用倫理学の一つとしての「宇宙倫理学」というらしい。著者のオリジナル?かと思って検索してみたら,意外,こういう分野がすでにあるようです。SF評論,アシモフ論として読んでも十分に面白い。
2020年3月31日火曜日
2020年3月23日月曜日
インド哲学10講
赤松明彦 2018 岩波新書
インドの思想的な展開について,勉強になりました。新書なので,文章は平易で分かりやすいです。ブラフマンを中心とする主に存在論について,様々な学派・教義の考えが,思想史的な流れで解説されています。
インドの思想的な展開について,勉強になりました。新書なので,文章は平易で分かりやすいです。ブラフマンを中心とする主に存在論について,様々な学派・教義の考えが,思想史的な流れで解説されています。
2020年3月16日月曜日
認知意味論:シリーズ認知言語学入門第3巻
松本曜(編) 2003 大修館書店
認知言語学の本をいろいろと読んで,どうやら自分はその中でも「認知意味論」に興味があるのだと分かり,その教科書的な本を読んでみた。全編通して,この認知意味論の世界が丁寧に解説されていて,とても勉強になった。結果,自分はその中でも「(概念)メタファー」や「イメージ・スキーマ」に興味があることがますます確信できた。メタファーやスキーマは,認知意味論の中でも,身体性との関わりがより強いテーマだからかと思う。「カテゴリー」の話も面白い。我々が世界をどう認識しているかは,カテゴリーをどう捉えているかから見えてくる。
今後は,認知意味論,メタファーの本を読み進めてみよう。
認知言語学の本をいろいろと読んで,どうやら自分はその中でも「認知意味論」に興味があるのだと分かり,その教科書的な本を読んでみた。全編通して,この認知意味論の世界が丁寧に解説されていて,とても勉強になった。結果,自分はその中でも「(概念)メタファー」や「イメージ・スキーマ」に興味があることがますます確信できた。メタファーやスキーマは,認知意味論の中でも,身体性との関わりがより強いテーマだからかと思う。「カテゴリー」の話も面白い。我々が世界をどう認識しているかは,カテゴリーをどう捉えているかから見えてくる。
今後は,認知意味論,メタファーの本を読み進めてみよう。
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