2012年6月19日火曜日

痕跡本のすすめ

古沢和宏 2012 太田出版

痕跡本=書き込みや傷などが残ってる古本。著者の広げる想像は,そこそこ面白い。けど,そうかなぁ,そりゃ考えすぎだろ,と思うときも。でもまぁ,それも痕跡本の楽しみ方の一つで,想像(妄想)するのは自由だと,著者も言っている通り。次回作も買おうと思うほど快作ではないけれど,古本(痕跡本)探しってのも面白いかもと思いつつ,いやしかし,そのためだけにわざわざ古本を買うほど金に余裕はないとも思っています。たまたま買った古本に痕跡があったら,妄想を膨らましてみよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿