三谷尚澄 2017 ナカニシヤ出版
絶対に読んだ方が良い。そして、今すぐにでも読んでおいた方が良い。本というのは、内容にもよるけれど、時代や状況によって、読むべきタイミングというのがあると思いますが、この本は、教養(教育)ということを考える人にとっては、今すぐにでも読んだ方が良い、そういう本です。
一方で、この本は、30年後、50年後などにも取り上げられることを期待するし、その時どう読まれるかも、想像すると楽しみです。ああ、30年前はこんな状況だったのね、とほのぼのと読めるのか、あるいは、危惧していた最悪の状況になってしまっているか。日本という国が、知を、教養を、どこまで真剣に深く考えたかが、それを左右します。
願わくば、その道を間違えないように、大学教育に関わる人は、この本を絶対に読むべきです。読んで欲しい。読んで下さい。お願いします。
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