2018年7月8日日曜日

謎の映画

山崎圭司・別冊映画秘宝編集部(編) 2017 洋泉社

「謎の映画」というタイトルなので,理解しがたい映画,不可思議な映画,難解な映画,という意味だと思い,ジャンルは多岐に渡るだろうと想像しました。が,主にはホラー映画が取り上げられている感がありました。確かにホラーは不条理なことが多いから,謎だらけだろうけれど,素人的には,SFからヤクザ映画やカンフー映画まで,いろいろ謎の多い映画はあると思います。

昔,大槻ケンヂの『オーケンの,私はへんな映画を観た!!』(シリーズで2冊)というのがありましたが,ああいうのを期待していました。こっちは「キネマ旬報」で,『謎の映画』は「映画秘宝」。映画秘宝の方が,怪しい映画に強そうなので,いずれ「へんな映画」なんての,出して欲しいです(探せばすでに出てそうですが)。

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