京極夏彦 2015 角川書店
「 」談シリーズ第四弾。『幽談』『冥談』『眩談』に続く,『鬼談』。怖い。今回は,なんていうか,鬼になってしまった人の話の短編集。最初の一発目の作品はよく分からないエロな感じだったので,初出を見たら『エロティシズム12幻想』ってのに掲載されたものでした。やっぱり。
京極作品は,論理的な謎解きものと,ギャグものと,こういうなんていうか人間の業のような暗い話ものの大きく3種類かと思うんですが(もちろんそれだけじゃないですけど),今回の『鬼談』は,なんか読んでいてもう暗くて暗くて,滅入りました。なのでさっさと読了。
最近年を取ってきたからか,なんか暗い話は,しんどいなぁ。
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