2016年6月20日月曜日

ヒトでなし

京極夏彦 2015 新潮社

京極の新シリーズ。底抜けに面白い。さて,このシリーズ,次にどう展開するのだろうか。最近は他に,書楼弔堂シリーズも出ているわけだから,新たな京極ワールドの展開に心が躍ります。さて,次はどんな話を聞かせてもらえるのか。

今回のこれは,しかし,タイトルからは全く中身は予測できませんでした。「ヒトでなし」というタイトルに,本の表紙カバーイラストは,犬のようなヒトのような絵。ただ,その横には「金剛界の章」とあります。これがヒントです。中を読めば,分かります。読んでいて,「そういう話か~」「そっちへ行くのか~」と,その展開に驚きました。

とにかく,面白い。京極テイスト全開です。

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