村上隆夫 1992 清水書院
本書は1992年刊の新装版であり,2014年刊です。前半はメルロ=ポンティの生涯,後半はその研究について,丁寧に分かりやすく解説しています。ですので,メルロ=ポンティの入門書として良書なのではないかと思います。
というのも実は,メルロ=ポンティの思想は断片的には知っていましたが,原著はもちろん入門書もちゃんと読んだことはなく,まずはこの本が一番読みやすそうだったので手に取ったわけです。期待通りでした。
これを機に,もう少しハードなメルロ=ポンティの研究書だとか,さらには原著にもいずれ挑戦してみようと思いました。
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