2019年7月1日月曜日

「知としての身体」を考える:上智式教育イノベーション・モデル

鈴木守他 2014 学研

どの章も非常に魅力的でした。講義を本にした形なので,まるで講義を聴いているようで,とても読みやすい。内容も,身体に関して多岐に渡るので飽きない。この講義科目は,きっと面白いだろうなぁ。今でもやってるのかな。

「身体」と「身体知」がテーマの授業で,いろんな分野の先生が語る。体育・スポーツの先生だけじゃないから面白い。宗教学や社会学,言語学の先生が身体を語る。

上智は革新的だと思う。「ウェルネスと身体」という実践と講義から構成された授業科目があるそうです。体育って,ただ競技やフィットネスをやって汗流して体動かす,とかだけじゃなくて,こういう,身体を知る,って授業はやっぱり体育の一つの本義だと思います。それが体育の,人間学としての重要な核だと思います。

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