2019年7月14日日曜日

映画分析入門

マイケル・ライアン,メリッサ・レノス(著)田端暁生(訳) 2014 フィルム・アート社

映画学の教科書。映画というアート,メディアを読み解くにあたって,その撮影の技術やスタイルから意味を読み解いて行く前半部分と,歴史やイデオロギー,政治や科学など,様々な視点からの批評の方法について紹介している。前半は,色々な映画を題材に表現技法を解説してるところは面白い。後半は,批評の視点を一つないし二つの映画を挙げて照会しているけれど,批評の仕方を解説するというよりは,批評の例を読んでいる感じなので,面白いところと面白くないところあり。ただ,前半だけでも,買って読む価値はあります。

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