赤瀬川原平・藤森照信・南伸坊(編) 1993 ちくま文庫
本書は,1986年刊行の本が文庫化されたものです。今和次郎・吉田謙吉に端を発する考現学の流れを汲む路上観察学。『超芸術トマソン』や,マンホール,女子校制服,解体建築物のカケラなど,どうでもいいもの,何の役にも立たないもの,つまり資本主義経済からはみ出してるか,そのマージナルにあるものを,観察し,記録する。ただそれだけ。いやはや,面白い。
これは博物学に近いという本書諸氏の考えのもの,早速,博物図の本を数冊注文しました。楽しみです。
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