2019年11月30日土曜日

はじめての認知言語学

吉村公宏 2004 研究社

前半は良かった。認知言語学の「認知」の方に焦点が当てられています。後半は比較的「言語」の方に焦点が当てられていて,やっぱり基本的には「言語学」の一つであることをつくづく感じました。

ただ,認知言語学の面白さは,第一に,その身体性にあります。第二に,認知が言語に現れるということは,つまり,言語で認知が垣間見られる,ということです。この2点は,主義・立場としても,また,アプローチとしても,面白いし,具体的で分かりやすい。

認知言語学はさらに深めたいと思っています。

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