2014年11月14日金曜日

引っぱって,ゆるめて疲れない身体になる方法

藤本靖 2013 メディアファクトリー

ロルファーの藤本靖さんの本。簡単にできる目と耳と口と鼻をゆるめるワーク。ロルフィングに出てくる「筋膜」による理論的説明はよく知らないのでなんとも言えないけれど,いずれのワークにおけるインプットとアウトプット,つまりこうすればこうなる,というのは概ね体感できる。確かに耳を優しく引っぱったり,鼻の付け根を優しくつまんだり,その他いろいろなワークは,簡単にできてそれなりの変化はある。繰り返すが,これを「筋膜」というロルフィング特有の理論で説明するか,あるいはその他の理屈でも整合性をもって説得的に説明ができそうな気もするけど,とにかく,ワークとしてはどれも,難しくなくて,良い。基本,優しく柔らかく。あと,本書の最後に触れられている「薄膜」を張るという意識の持って行き方は,意外性があって,また確かにその通りに感じるので,おおなるほど確かにと思った。接点の緊張を緩和する。うん。これはなかなか使えます。今度学生に紹介しよう。

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