2019年3月15日金曜日

ヒトごろし

京極夏彦 2018 新潮社

新撰組副長・土方歳三の物語。1083ページ。京極夏彦の面目躍如,十八番である弁当箱小説。読み応えあります。幕末の志士は,得てしてヒーロー的に扱われますが,ここで描かれる志士たちはなんとも泥臭く,人間臭い。

持ち運びには向いていない辞書並みの厚さなので,自宅で少しずつ読み進めました。京極ファンはもとより,幕末の好きな人も読んでみると面白いかも。でも,沖田総司ファンは引くだろうなぁ(笑)。

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