2015年3月6日金曜日

禅と武道

鎌田茂雄(編) 1997 ぺりかん社

こういうのを何というのだろう。アンソロジーだろうか。大正から昭和50年代ぐらいまでの,「禅」と「武道」に関する書籍(の一部)や評論を,編者が選集している。例えば,有名どころでは,大森曹玄,オイゲン・ヘルゲル,鈴木大拙,などが出てくる。それぞれ著書からの抜粋や,何かの雑誌に掲載されたコラムのようなものを,掲載発行年など特に関係なく並んでいて,また,この本全体に統一感はなく,また通底したテーマもない。だから読み進めることで何かが深まるわけではない。まぁしかし,一つ一つは面白いものもある。面白くなさそうな章は飛ばしました。

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